全力を注いだプロダクトから、
情熱が伝われば嬉しく思う。

１９７２年香港に生まれる。インテリアデザインの香港専業教育学院を卒業。
『スター・ウォーズ』『エイリアン』『プレデター』などのハリウッド映画ファンであるホワードは、１９９８年に念願のトイストア「トイハンターズ」をオープン。この頃から、１／６スケールへのこだわりが強く、精巧にできたアクセサリーやコスチュームを作り始めていた。

そのこだわりが、自らがフィギュアそのものを作りたいという情熱に変わり、２０００年にホットトイズを設立。創業者であり、ホットトイズグループの最高責任者である。現代の特殊部隊のミリタリーから始まり、映画ファンを魅了するラインナップを続々と発売。１／６スケール業界トップのクオリティーで、世界に通用する玩具メーカーへと急成長させた。

ホワードは、一経営者としてだけではなく長年の経験によって培われてきた確かな目で、プロダクトのエグゼクティブプロデューサーを務め、フィギュアに対する情熱と鋭い感性から生まれるアイデアで、クリエイティブプロデューサーをも務める。
常にチャレンジ精神を持ち、さらなる進化とクオリティーを追求していくホワードの姿勢は、ホットトイズのスピリットとなり、玩具業界にとどまらず世界中に驚きと衝撃を与えている。

世界に新たなフィギュア文化の
歴史を刻みたい。

１９７５年パリに生まれる。１０代の頃から日本に在住し、上智大学を卒業。
『バットマン』コレクターとしても有名であるフランクは、大学卒業後、キャラクタービジネス業界に飛び込む。２００２年には、世界のキャラクター商品を取り扱いする実店舗＆オンラインストア「ブリスター」を誕生させ、玩具業界に新たな革命を起こした。また、数多くの海外玩具メーカーの代理店業の経験を経て得た各界の豊富な人脈と、世界に通用するビジネスセンスで、業界の仕掛人として活躍し、キャラクターライセンス業界からも一目置かれる存在となった。

その後、ホットトイズと出会い、ホワードの物創りに対する情熱に感動したフランクは、ホワードに本格的に世界の玩具市場をターゲットしたキャラクターライセンス製品を始める事を勧めた。以後ホットトイズが展開するキャラクターライセンス製品のビジネスを応援し続けた。

そして現在、２００７年に設立された株式会社ホットトイズジャパンの最高責任者である。その培った経験とセンスで、グローバルなライセンス業務を行い、またプロダクトによっては、エグゼクティブプロデューサーも務めている。
情熱あふれる企画を次々に実現させ、キャラクタービジネス業界に新たな旋風を巻き起こし続けている。

私にとってフィギュアは、
私の命、そのものです。

１９７２年ソウルに生まれる。啓明（ケミョン）大学校内の美術大学を卒業。この頃からフィギュアのペイントを始めていた。
１９９７年には３ＤＣＧを勉強するために、日本に留学の経験があり、日本のコミックや映画に詳しく、日本語も堪能である。帰国後は、オンラインゲームディレクターの仕事をしていた。

趣味としてフィギュアのペイントを続けていた中で、ＪＣの入魂の作品が、ホットトイズのホワードの目に留まった。これを機に、ホワードとＪＣは、クオリティーへの徹底的なこだわりと情熱について語り合い、お互いの力を合わせれば１／６スケール業界に革命を起こすクオリティーが実現できると確信した。そして、ＪＣは、ホットトイズへの入社を決めた。

現在ＪＣは、韓国を拠点にチーフプロダクションディレクターとして活躍中。ペインターとして、世界トップレベルの技術を持つＪＣは、常にリアリズムを追求。新しい技法や表現方法を積極的に取り入れ、フィギュアに命を吹き込んでいる。また、開発スタッフのチーフとして現場の統括も務め、有能なスタッフを育てている。自身が持っている技術をいかに量産品に反映させるかを日々研究し、工場のスタッフに技術を伝授しながら、プロダクトのクオリティー向上に全力を注いでいる。
ホットトイズの新たなクオリティーを進化させる、神の手を持つ人物である。

フィギュアの常識を突破する
究極のリアリズムを創りだしたい。

１９８０年ソウルに生まれる。弘益（ホンイク）大学校内の美術大学を卒業。
幼い頃から、造形師である父の影響で、造形美術家の夢を抱くようになり、本格的なプロの技術を身につける事を志した。卒業後は、高校で造形の先生を務めながら、フリーでＪＣとチームを組むなど、フィギュアのヘッドを専門にした造形師として活動。

その後、ＪＣを通じてホットトイズのホワードと出会う。ホワードは、ユリの作品を一目見て、そのセンスと技術は、世界を覆すレベルの逸材だと確信。即チームに誘い、ユリはホットトイズに入社。

現在ユリは、韓国を拠点にチーフ造形師として活躍中。自身も好きなジョニー・デップに加え、魅力的な俳優やキャラクターのリアルなヘッドを数多く手掛けている。そして、すべてのプロダクトにおいて、ヘッド造形の最終監修を務め、後輩達を指導し、有能な造形師を育てている。さらに一造形師として、ユリ自身の圧倒的なセンスと技術力にも磨きをかけ、日々成長し続けている。
卓越した技術と、女性ならではの繊細な感性でホットトイズのリアルを生み出す、世界で最も輝く若き気鋭の造形師である。