ホットトイズとの出会いのきっかけは何ですか？

「トイサピエンス」プレオープンで、『バットマン ビキンズ』版バットマンと「アイアンマン マーク4」シークレット版を購入してから、病みつきになりました。本当はバットマンだけ購入の予定が、行ったら欲しくなってしまって、アイアンマンも買ってしまいました。

ホットトイズの魅力は何ですか？

魅力はなんと言っても「似ている」ということです。「ブルース・リーが家に来た！」「シュワちゃんが家に来た！！」と思えるんです。そこに本人がいる！という感じがします。「うちに来日してくれたんだ！！」と（笑）。魂を感じますね。

ホットトイズのフィギュアを何体持っていますか？

あまり数えないようにしていますが、数えたらビークルを含めて51体ありました。

フィギュアをディスプレーする際のこだわりはありますか？

家を新築したのですが、ホットトイズのために「デロリアンは真ん中」「バットマンはここへ」など、棚のどこに何を飾るかを決め、1～2か月かけてショーウィンドウを設計しました。人間は棒立ちではないため、ヒザを少し曲げて立たせるのがこだわりです。また、あまり派手なポーズをつけずに棚全体で1つのフレーム、絵になるように飾っています。箱も商品の一部だと思っているので一緒に飾るようにしています。その他、映画のグッズやパンフレットなど関連商品も一緒に飾って、世界観を作っています。「トイサピエンス」にあるようなショーケースも自作してしまいたいです（笑）。

ホットトイズを集めていて良かったコトはありますか？

ホットトイズは「おもちゃの最終到達点」だと思っています。おもちゃが好きな人は、みんな最後はホットトイズに辿り着くと思うんです。まるで人間のように魂を感じるし、見ているだけではなく、自分で動かして楽しめる。これは買った人しか触れることができない芸術品です。前はアパートだったけれど、「家を建ててホットトイズを飾る」という夢も叶った。箱を開けた時の感動、飾って眺めたりポーズを考えたりと、人生に至福の時間が増えました。

あなたの周りの方はトイカルチャーについてどう思っていますか？

1人だけ、ホットトイズ好きな友達がいて。自分に夢を託してくれますね、「これ買わないの？」って（笑）。そして、遊びに来ては見て帰ってくれます。「フィギュアといえばオタク」などというイメージがありますが、ホットトイズは芸術品です。周りに分かち合える人は少ないけれど、我々が10年先を行っていると勝手に思っています（笑）。

これからホットトイズを買おうと思っている人にアドバイスはありますか？

プレミアがつかないとか、人気がないとか、そういうことは関係なく、自分が欲しい物を買う！それだけです！

ホットトイズの秘密は何だと思いますか？

1つ買うと不思議と集まってくる、フィギュアとの縁を感じますね。ホットトイズはオーラがあります。作り手の情熱がビシビシ伝わります。こだわりが本当に伝わってきます。箱の裏に書いてある「玩具狂熱」という言葉が大好きなんです。「玩具に狂う」、最高ですよね。

読者へのメッセージはありますか？

フィギュアは一体買ったら終わ...いや！始まりです！どんなに小さいおもちゃから買い始めても、きっとだんだんホットトイズに向かっていく。1体買ったらもっと欲しくなる。だから「1家に1体」！まずは1体買ってみてほしいです。そうすれば、きっとわかります！豊かなフィギュアライフを一緒に楽しみましょう！

高岸さん、ありがとうございました。