新川洋司(しんかわ ようじ)
『メタルギア』シリーズアートディレクター | |
生年月日:1971年生まれ | |
出身地:広島県 |
株式会社コナミデジタルエンタテインメント 小島プロダクション所属。『メタルギア』シリーズのキャラクターデザイン・アートディレクションを手掛けるほか、『ZONE OF THE ENDERS』シリーズや映画『ゴジラ FINAL WARS』のメカデザインも担当。
ホットトイズファンやコレクターに熱く語っていただく「HOTな有名人」。今回は特別番外編として、『メタルギア』シリーズのアートディレクターであり、ホットトイズの【ビデオゲーム・マスターピース】『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』の監修も担当する小島プロダクションの新川洋司さんにお話しをお伺いしました。
今回の企画は、小島プロダクションの今泉プロデューサーとホットトイズのフランクが、2年前のサンディエゴ コミックコンベンションの会場でお会いし、そこから双方の同時発信からスタートしましたよね。
前々から、小島監督と今泉プロデューサーと「『メタルギア』のフラッグシップになるようなハイエンドの1/6スケールフィギュアをホットトイズから出して欲しい」と話していました。ホットトイズの完成度はとても信頼できるし、『メタルギア ソリッド スネークイーター 3D』の企画も進行していたので、タイミング的にもちょうど良かったです。
他のメーカーさんでは1体目は迷彩服のスネークからスタートしますが、なぜ、スニーキング・スーツ版を選ばれたのですか?また、なぜ、最初の2体のうち1体がザ・ボスなのでしょうか?
企画がスタートした時期は、ちょうど『メタルギア ソリッド スネークイーター 3D』の開発直前だったので、まずは"スネークイーター"編を選びました。作品がジャングル戦がメインなので、最初はタイガーストライプの迷彩服にベトナム戦の米軍装備を考えていたんです。けれど、ホットトイズとつくるなら、もっと凝ったモノをやりたいと考えました。
そんな時に、ホットトイズの10周年イベントで "宇宙服を着たゴリラ(※)"を見て、「これだ!」と思いました。スニーキング・スーツは、当時のソ連の宇宙服をコンセプトにしているところがあり、素材感や縫製の複雑さなどハードルが一番高そうなので、ファンの皆さんもビックリするだろうと。また、自分達も見てみたいし、何より"欲しい!"という気持ちがあったのでスニーキング・スーツを選びました。ザ・ボスも宇宙服がモチーフだし、プレイバリュー的にも、並べた時の見栄えが格好良いので、同時にリリースすることにしました。
※『エイプクスプローラーズ』 1/6スケールフィギュア スペースアダム